【第6回真皇杯本戦ベスト8】Innocent Frozen Flower
↑サムネ用(@Lila_0219さんに描いて頂いた絵)
こんにちは、ありすです。結果は振るいませんでしたが、ここ3シーズンポケモンから離れているのと真皇杯は大きな大会と聞いていたので、ベスト8ですが記事を書こうと思います。
本構築はS20で使用したお祈りキュウコンランドの構築を微調整してキュウコンの個体をシロン(親名リーリエの配布ロコン)に変えたものになります。
初手ダイマか壁展開なのでとても使いやすく、シリーズ9(冠の雪原)の仲間大会とかで使ってくれる人の為にレンタルを一応貼っておきます。(最終1桁取った時ルールの切れ目でレンタル公開しなかったのもあって、ただレンタル使われてるのが見たいだけです、ごめんなさい🙇♂️)
1 採用理由
壁キュウコン+HAオボンランドロス+アッキミミッキュが幅広い構築に対応できると感じたので、軸とした。
裏選出として使い慣れてる珠サンダーの初手ダイマ+襷悪ウーラオス+アッキミミッキュを用意し、ウツロイドが重かったので壁と相性が良い鉄壁ナットレイを採用して構築が完成した。
2 選出
3個体紹介
サンダー@命の珠
性格:控えめ
特性:静電気
技構成
ライジングボルト/暴風/熱風/羽休め
実数値
175(76)-99-106(4)-192(236+)-112(4)-144(188)
H 気持ち多めに
C ほぼ特化
S 準速ランドロス抜き +1で最速ドラパルト抜き
最強の初手ダイマアタッカー。裏選出ではあったがめちゃくちゃ強かった。相手のポリゴン2がHDだと厳しいが、それならランドが通るので構築を見て判断する必要があった。ライジングボルトは裏のウーラオスやミミッキュの先制技圏内に入れる為にも代える余地が無かった。初手サンダーサンダー対面は大サンダーを打ち、倒せなくて怪電波を打たれても削ることを意識した。また、ラグラージやカバルドンのあくび展開に対しては、裏のミミッキュと襷ウーラオスで詰めれると判断すれば、暴風を打たずダイジェットを切り、寝かしてステロを撒かせず、ウーラオスの襷を残すこともあった。最速起きを考えると、相手視点は寝ているサンダーにダイマを切らされることが多いと感じた。少し耐久に振ることで後投げしてくるチョッキガラルヤドキングにダイマを切られても勝てたりする。
性格:意地っぱり
特性:不可視の拳
技構成
暗黒強打/インファイト/毒づき/不意打ち
実数値
175-200(252+)-121(4)-74-80-149(252)
調整意図
A特化
S準速
冠環境で最強の襷ポケモン。レヒレに打点が欲しいので、毒づきを採用した。暗黒強打は後投げしてくる図太いHBぶっぱのサンダーさえも乱数55.8%で落とせる意地っ張りとした。ガラルヒヒダルマやウオノラゴンやエースバーンなど初手キュウコンが上からワンパンされてしまうポケモンがいる時は初手に置くことも多かった。よく襷枠でエースバーンと比較されるが、命中安定な所と、暗黒強打の確定急所でランドロスに安定した削りを入れることができるのが悪ウーラオスの強みだと思う。今まで襷エースバーンを使っていたので、悪ウーラオスは全ての技が命中100%で安心感があった。
キュウコン@ひかりの粘土
性格:臆病
特性:雪降らし
技構成
実数値
157(68)-78-97(12)-123(172)-121(4)-177(252+)
調整意図
H 余り
C ムンフォ+霰でD4振り水ウーラオス確定
S 最速
壁貼って零度が強かった。ヤドキングも対面有利なレベルで当てまくった。ピクシーやドヒドイデ、ガラルサニーゴ等のミミッキュで詰めれないポケモンがいる構築に対しては、壁を展開してから引いて残す事も多かった。HBポリ2が先展開でスチルを打ってくるとランドロスとミミッキュが勝てなくなるので、サンダーやナットレイを出していないと零度ケアで先にダイマを切らせても不利展開になるので注意する必要があった。
霊獣ランドロス@オボンのみ
性格:意地っ張り
特性:威嚇
技構成
実数値
187(180)-209(196+)-110-112-100-128(132)
調整意図 めろーるさんの調整をお借りしました。
H 気持ち多めに
A HDポリやHBレヒレを+2で高乱数で落とせるライン
S +1でエスバ抜きラインを考えて128
壁貼って剣舞すると止まるポケモンがカバルドンしかいない。ストーンエッジは外しまくったが、非ダイマでのサンダーやカイリューへのダメージを考えると変更できなかった。ポリゴン2のダイアイスも壁込み大アースでの撃ち合いで必ず勝てる。
ナットレイ@食べ残し
性格:腕白
特性:鉄の棘
技構成
ボディプレス/鉄壁/守る/宿り木の種
実数値
181(252)-114-198(228+)-66-136-44(28)
調整意図
HB できるだけ多く
S ミラー意識
ウツロイドが重いので採用したが、壁込みで鉄壁するとエースバーン(霰ダメージ2回+B+2ボディプレスで倒せる)やウーラオスの後投げにも勝てたりする。また、対受けループのTOD要員でもある。Sに28振っているのは前期の記事に20振りがいる以上絶対に上を取りたかったのと、壁下であれば多少Bは削っても良いと考えた。
ミミッキュ@アッキのみ
性格:意地っぱり
特性:化けの皮
技構成
じゃれつく/ドレインパンチ/剣の舞/影うち
実数値
151(164)-145(172+)-104(28)-63-126(4)-134(140)
調整意図
H 気持ち多めに
A 主にポリゴン2への確定数を意識してこの調整
S 準速80族抜きのラインより少し多めに
壁込みのアッキミミッキュの詰め性能が非常に高かった。ほぼ全試合で選出した。ナットレイやポリゴン2意識のドレインパンチは活きることが多かった。sラインはミラーを考えて、135まで振っていると安心感があった。真皇杯本戦では耐久ラインを調整した。
4重いポケモン
5 本構築での戦績
S20 最終8位&15位
ガラルユナイト夏 個人2位チーム2位
真皇杯予選1 準優勝
真皇杯本戦ブロック3 7勝0敗(不戦勝1勝)
真皇杯本戦決勝トーナメント ベスト8
6 後語り
構築名は水瀬いのりさんの曲のInnocent Flowerという名前に加えて、構築の軸かつ相棒のアローラキュウコンの氷タイプと絶対零度という技から連想できるFrozenという英単語を入れたものです。InnocentとFrozenの形容詞2つで純潔で凍った花という意味になって自分の中ではかなり気に入っています。
(優勝するつもりで記事書いてたので本当に悔しいです)